めまいは「ごくまれに起きる」という程度であれば、あまり気にする必要はございません。
ですが、
- 「酷いめまいが起きる」
- 「頻繁にめまいがする」
というケースでは無視することはできません。
ここでは、めまいのケア方法を東洋医学の観点から解説いたします。
めまいの具体的な症状とは
- ふらつき
- ぐるぐる感
- 視界が暗くなる
- 気が遠くなる
- 動悸
- 嘔吐感
- 不安感
などの症状に襲われやすいです。
また、酷い場合は、
- 耳鳴りがずっと聞こえる
- 立てなくなる
- 実際に吐く
などの状態に陥ってしまう可能性もございます。
なぜめまいが起きるのか?
西洋医学的に考えた場合、めまいが発生する主な理由は以下のとおりとなります。
- ストレス
- メニエール病
- 三半規管の不調
- 脳の疾患(脳卒中など)
では、上記のどれが該当するのでしょうか。
それは、めまいの症状からおおよそ判断することができます。
①ぐるぐる回るようなめまい
絶対ではありませんが「良性発作頭位めまい症」の可能性が高いです。
三半規管の不具合により生じます。
②昼夜・季節とは関係なくふわふわしためまいが繰り返し発生する
脳の異変(脳卒中など)が原因かもしれません。
すぐに医療機関に出向くことをおすすめいたします。
ですが、色々な検査を行っても「めまいが発生した理由」を突き止められない場合もございます。
東洋医学的な視点で考える理由
薬に頼り過ぎるのはよくありません
めまいを西洋医学的にチェックしても、その発生理由が分からない可能性が高く、そういったときは薬でケアをします。
薬のおかげで少し良くなることもありますが、「大元の原因」にアプローチすることはできませんから、
- 徐々に薬の量が多くなっていく
- 薬を飲まなくなると再発する
などの場合が多いです。
めまいを根本ケアするためにも東洋医学
「体の内部の機能が衰えている」とみなして、身体全体の調子を安定させていき、大元からめまいを解消していくのが、東洋医学の基本方針でございます。
そのため、東洋医学的なケア方法であれば、めまいの悩みを解決できる場合が多いです。
五臓六腑の「肝」と「腎」
東洋医学では
- フワフワするめまい:腎の不具合
- グルグル感じるめまい:肝の不具合
と捉えます。
腎の不具合について
めまいの他には、
- 下半身の冷え
- 血圧の乱れ(低血圧、高血圧)
- 骨が弱くなる
- 腰が重く思える
など、年齢を重ねたことによる不具合が見受けられる場合が多いです。
肝の不具合について
- 婦人病
- 手足の先の冷え
- 爪の異変
- アレルギー
- 高血圧
- 腰の痛み
など不具合が生じやすいです。
当店のケアの特徴
東洋医学によるめまいのケア
そこで、鍼灸施術により「根本的な原因」にアプローチいたします。
また、お一人お一人のコンディションを見て、
- 運動
- 薬膳
- 漢方
のアドバイスもいたしますので、最適な方法で身体機能の向上を目指すことができます。
その結果としてめまいを含め、身体全体の調子が改善されていくことでしょう。
痛みの少ないハリと熱くないお灸をいたします
注射針の50分の1ほどの細さの鍼を使いますので、痛みの心配はございません。
また、お灸は熱さも感じず、心地いいと評判です。
副作用がないのも鍼灸の魅力です
鍼灸は人間が元々有している「自然に改善していく力」を引き出すものです。
そのため薬を使う方法とは異なり、副作用の心配もございません。
めまいについての解説動画
めまいの症状を改善されたお客様との対談
Q&A(質問への回答)
Q:症状が出たときだけ通院すればいいですか?
これは、その方の価値観によるかもしれません。例えば院長である私は歯が痛くなったら歯医者に行くタイプです。でも歯が痛くならないうちに定期的に歯医者に行く人もいますよね。それと同じです。
ただ当店の方針としましては、例えばめまいがひどい人が来たとして、1回はり灸をすると1週間のうち、2日間はよくなりました。でもまだあとの5日は症状があるという時に最初は3日に1回程度の頻度で来店をお願いします。その通りに来ていただくとどんどん体の機能が上がります。1回の施術と施術の間調子がずっといいとなると、施術の感覚を1週間に開けます。1週間の内5日調子がいいことが続くと2週間、1か月と伸ばしていきます。そうして1か月間を開けられるようになれば、また何かあれば来ていただくというのが基本的な来店指導です。
これはあくまで症状によっても違いますから、よくなればそれで通わなくなってもいいでしょうし、お客様の体調、症状にあった頻度で来られるようにしたいと考えています。
おわりに
めまいを大元からケアするためにも、ぜひ東洋医学的な観点のもとで鍼灸ケアを行う当店にご相談ください。
最後までご覧くださりありがとうございました。