今回は、寝汗についてお話しします。
- 「風邪をひいて夜に寝汗をたくさんかき、次の日にすっきりした」
- 「寝苦しい夜に汗をかいた」
そういった寝汗ではなく、昼間はさほど汗をかかないのに、朝目覚めると大量に汗をかいていて、パジャマや肌着を変えなければならないといった類の寝汗についてのお話です。
寝汗についての解説動画
寝汗の原因
こうした寝汗の原因を、西洋医学(病院)では解き明かすことができません。医師は、甲状腺機能や自律神経を疑いますが、最終的に、その原因はわからないのです。
人は、寝ているときより起きているときが活動的です。寝ていて、活動的でないのにかかわらず、汗を大量にかくというのは、意味がわからないのです。
東洋医学が捉える寝汗
一方の東洋医学では、寝汗を、「盗汗」といいます。汗にも、「自汗」や「大汗」などさまざまな種類があり、その中の1つとされています。病態としては「腎陰虚証」であり、「盗汗」をかきやすいのがその特徴です。
東洋医学では、こうした寝汗の原因は「腎陰虚証」であるとし、正確な治療を行うことができます。
改善するまでの期間
当店にも実際に、寝汗をかくというお客さまが多数来店されます。
施術の効果には個人差はございますが、若い方であれば、1、2回の通院で改善することができます。ある程度ご年配だったり、症状が長期間にわたって出ている方の場合は、多少お時間はかかりますが、ゴールに向かって施術を進めていくことができます。
腎陰虚証の状態に陥ると、その他の症状も多数出てきますが、そうした症状も含めて施術いたします。
寝汗でお困りの方は、東洋医学専門の鍼灸院にぜひご相談ください。