毎月女性の体を悩ませる生理痛。
- 「痛みで生活に支障が出てしまう」
- 「薬を飲まなければ痛みを我慢できない」
- 「生理になると頭痛や肩こり、疲れなど別の症状も出る」
生理のときに、このような症状で悩んでいませんか?
生理は病気ではないし、生理痛は当たり前と思って我慢してしまう女性も少なくありません。ですが、実は生理痛はないのが正常なのです。
痛みがあるということは、体が何かしらの異常を訴えているサイン。大きな婦人系の病気が隠れている場合もあります。そのため生理痛は我慢せず、根本的な改善が必要となります。
東洋医学を用いた鍼灸の施術は、生理痛改善にとても有効とされます。ここでは生理痛のいろはから、改善法までわかりやすくご紹介します。
生理痛の原因
そもそも生理痛はなぜ起きるのでしょう?
痛みの大きな原因は、「プロスタグランジン」という発痛物質です。プロスタグランジンは、生理中に経血を排出するために子宮が収縮すると分泌されます。この分泌量が多い人は必要以上に子宮が収縮してしまい、生理痛が強くなります。
また、プロスタグランジンは痛みや炎症を起こす物質のため、頭痛や肩こりなど生理痛以外の症状も合わせて引き起こす可能性があるのです。
放っておくと危険? 薬の多用もNG!
「痛みは薬で我慢できるから大丈夫!」
この考えはとても危険です。なぜなら薬は対症療法にしかならず、体のSOSを見逃してしまう恐れがあるからです。
薬で我慢することで体のさまざまなところにガタがきてしまいます。子宮筋腫や子宮内膜症、果ては癌まで、大きな婦人病を発症する前に生理痛の改善が必要不可欠です。
東洋医学とは
東洋医学は日本でも1500年以上の歴史を持ち、独自の進化を遂げてきた施療法です。
最大の特徴は、目なら眼科、肩こりは整形外科のようにバラバラに治療を行う西洋医学と違い、からだ全体をみて原因を探り当て、改善させるところにあります。
生理痛を根本改善するには
生理痛改善に効果的なのは、お血の処理と五臓六腑の肝の改善です。
お血とは
お血とは血の巡りが悪く、血液が汚れて停滞している状態のこと。
例えば、どんなに新しい車でも、汚れたガソリンを入れれば故障の原因となります。人間も同様に汚れた血が体内に溜まると、さまざまな不調を引き起こしてしまうのです。
まずはお血を処理して血液循環をよくすることが大切です。
五臓六腑の不調
五臓六腑の五臓とは簡単に言うと
- 肝臓
- 心臓
- 胃腸
- 肺
- 腎臓
を指します。なかでも生理痛は血液を司る肝臓の働きが重要と言われています。
東洋医学ではこの五臓六腑のツボを刺激する施術があります。肝の施術により生理痛が緩和され、その他のツボも体全体につながっているので頭痛や肩こり、不眠や精神不安などさまざまな症状に効果的です。
当店の鍼灸の特徴と施術法
当店は全国で2%しかない「東洋医学を専門とする鍼灸院」です。東洋医学専門を謳う鍼灸院は他にもありますが、整体やマッサージなどを併用した慰安行為を行っているところがほとんど。当店は鍼灸以外のごまかしはしない、開業当初から鍼灸一筋の鍼灸院なのです。
東洋はり灸院では生理痛改善のために必要な、
- 「お血の処理」
- 「五臓六腑の不調改善」
この施術を東洋医学の伝統的手法「四診法」と「経絡治療」によって行います。
四診法(ししんほう)
当店で行う「四診法」は東洋医学で古来より伝わるカウンセリングのこと。一人ひとりの症状に合わせて丁寧にみさせていただきます。
経絡治療(けいらくちりょう)
「経絡治療」は鍼灸のなかでも扱いが難しいとされる高度な鍼灸技術です。当店では鍼とお灸を用いてこれらを駆使し、生理痛の根本的改善を目指します。
鍼(はり)とお灸は怖くありません
鍼とお灸は「痛い」「熱い」といったマイナスイメージを持たれがちです。しかし、当店では「痛くない鍼」「熱くないお灸」を使っているのでご安心ください。
最も短い銀の柔らかい鍼を使用。細さで言えば、注射器の50分の1ほどなので痛みはほとんどありません。
お灸は既製品ではなく国内最高級のもぐさを手で捻って使用。不純物が混じっておらず、人体に優しい柔らかさと温かみがあります。このため、鍼やお灸が初めてという方にも安心して施術を受けていただけます。
生理痛についての解説動画
おわりに
生理痛の根本改善には東洋医学を駆使した鍼灸施術が有効です。
つらい生理痛でお悩みの方はぜひ一度当店へご相談ください。一人ひとりに合わせた施術法で、症状改善に向けて全力サポートいたします。