身体を温める「梅醤番茶」の作り方【自律神経にもGOOD】

梅干し

東洋はり灸院 たまプラーザ院の露木です。

今回は、自律神経症状や疲労回復によいとされる「梅しょう番茶の効能や作り方」についてご紹介します。

身体を温める「梅しょう番茶」の作り方

露木院長の解説

梅しょう番茶の効能

快適な毎日

梅しょう番茶は次のような症状がある方や効能を期待する場合にオススメです。

  • 疲労回復
  • 腹痛
  • 冷え性
  • 神経痛
  • 低血圧
  • 頻脈
  • 胃腸強化
  • 血液浄化
  • 風邪
  • 貧血
  • 下痢
  • 動悸 など

このような冷え性や血流不足によって起こる症状にとくによいとされています。

梅しょう番茶の働きと注意点

梅干し

梅しょう番茶は梅干しのクエン酸やショウガの成分が代謝を促すほか、血液をきれいにして痛みを流してくれます。ここにしょうゆと梅干しの塩分が入り、血中のヘモグロビンを元気にすることで体の隅々まで酸素を運びます。つまり、血流をよくし体を温めてくれるわけです。

体によい飲み物なので、健康法のひとつとして毎日飲むこともオススメです。注意点としては、胃潰瘍などの内臓出血のある方や天然の塩を食べて血液が上がる方などは控えてください。

梅しょう番茶の材料

生姜

梅しょう番茶には2種類あります。つくり方はどちらも同じですが、使い時と分量が変わります。

梅しょう番茶 その①

梅干し中1個
しょうゆ小さじ1と1/2
ショウガ汁2~3滴
三年番茶200ml

梅しょう番茶①は疲労や冷え性の症状の際によく使われます。毎日、飲むのであればこちらがオススメです。

梅しょう番茶 その②

梅干し大1
しょうゆ大さじ1
ショウガ汁梅干しの1割の量
三年番茶200ml

梅しょう番茶②は胃の激しい痛みや下痢、貧血などの際によく使われます。梅しょう番茶①に比べて塩辛くなり、温める作用が強くなります。

梅しょう番茶のつくり方

女性

①:ショウガをすりおろす

②:番茶を煮出す

  • 水1ℓに対して茶葉を大さじ2杯ほど入れる
  • 茶葉を入れたら弱火にし、コトコト煮出す
  • お好みで薄い風味が好みであれば2~3分、香ばしいものが好みであれば10分ほど火にかける

③:湯のみに梅干しを入れて箸でよく潰す

④:③にしょうゆとショウガ汁を加え、熱い番茶を注ぐ

※梅しょう番茶①、梅しょう番茶②のつくり方は同じです。

それぞれの分量でつくり、温かいうちに飲んでください。

毎日の健康飲料

梅しょう番茶には体を温める作用があり、さまざま効果を持つ飲み物です。

毎日の健康飲料としても非常にオススメなので、ぜひつくって飲んでみてください。

露木院長

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