本日は、お風呂の入り方「半身浴と全身浴の違い」についてご紹介します。
半身浴について
お風呂に入る際、みぞおちくらいまで入ることを半身浴(はんしんよく)といいます。
メリットとしては、足元や下半身をしっかり温めることによって副交感神経が優位になるため、リラックス効果が高く、気分を落ち着けたい時に適しています。
また、半身浴は体への負担も少ないため高血圧の方や心臓の疾患をお持ちの方にとても適しています。
全身浴について
全身浴(ぜんしんよく)はお風呂に入る際、しっかりと肩までつかります。お湯に当たる面積が多いため温熱効果も高く、半身浴に比べて短時間で温かくなります。そのため、冷え性の人や肩こりの症状の人に適しています。
特に肩こりは循環が悪いため起こる症状ですので、しっかりと肩までお湯につかることによって血液の流れがよくなり、症状の改善にもつながります。
しかし半身浴に比べて体への負担が大きいため、やはり血圧が高い人でしたり、循環器の症状をお持ちの方はあまりお湯が熱すぎるとカラダへの負担となってしまいます。
半身浴でもいいのかなと思う時もありますが、私は全身浴を勧めることが多いです。その人の状況と気分をリラックスしたいのが理由なのであればもちろん半身浴でいいです。肩がこってしんどい時でしたら、全身浴でいいのではないかと思います。
おわりに
今回は半身浴の全身浴の違いについてお話しました。
半身浴は体への負担が少ないため循環器の症状をお持ちの方でも安心して入れます。また休みの日などのリラックスしたい時は半身浴がオススメです。
平日で時間がなかったり、入浴時間が5分くらいの方は温熱効果が高い全身浴が適しているでしょう。あとは冷えや肩こりがある人は、全身浴で改善を目指すのもいいと思います。
半身浴と全身浴それぞれメリットがありますので、それぞれのメリットをしっかり理解したうえで、「今日はこっちにしよう」といったように使い分けていただくのが一番いいかなと思います。