目のかゆみでお困りの方へ

冬の終わりから春先にかけて、「目のかゆみ」を訴える方が多く見られます。

目のかゆみにはさまざまな原因があり、主に花粉やダニ、黄砂などが挙げられます。特に強く目のかゆみを引き起こす花粉に関しては、代表的なスギ、ヒノキがよく知られていますが、実は夏から秋にかけてはブタクサも多く発生します。

年間通じて目のかゆみに悩まされている方も多いと思いますので、今回は東洋医学から見た目のかゆみと対処法についてお伝えしていきます。

目のかゆみは「結膜炎」の一種と言われています。花粉やダニ、黄砂などのアレルゲンに対して目が反応し、充血することにより、目やに、目の痛みやかゆみが引き起こされます。

これらは「身体の炎症反応」と言われており、あまりにも強い症状が出ている場合は日常生活にも支障を及ぼしてしまいます。例えば、目のかゆみにより以下のような弊害が起こります。

また、強いかゆみのあまり汚れた手で目をこすってしまい、そこから細菌が入ってしまう場合もあるため注意が必要です。

目のかゆみに対するアプローチとしては、一般的に以下のような方法が用いられています。

特に花粉が多く飛散する2〜4月、9月〜10月頃には、花粉と接触しないためにメガネやゴーグルを着用することをおすすめします。また、室内には空気清浄機を用いるなどして、できるだけ花粉がとどまらないよう工夫するとよいでしょう。

目のかゆみに対しては点眼薬や飲み薬などを使用することもありますが、これらは一時しのぎにしかならず、だんだんと効果が薄れたり、症状が繰り返されてしまうケースが多いです。

世の中には花粉以外にもたくさんのアレルゲンが存在するため、薬がまったく効かないというケースも出てくるかもしれません。

そもそもアレルギー反応とは、体が自分自身を守るための防衛本能です。症状がひどく、日常生活を送るのもままならないという場合には、病院に頼ったり、薬によるアプローチも効果的ですが、まずは体全体に何が起こっているのか、根本的な原因を探ることが大切です。

根本原因を特定し、体質から整えていくのにふさわしい鍼灸施術は東洋医学に古くから伝わるアプローチ法です。この後ご紹介する鍼灸の特徴について理解を深めていただくことで、きっと施術に対する不安を解消できるでしょう。

東洋医学では症状が出ている部分だけではなく、体全体やその人の持つ体質にも目を向けます。ひとりひとりが持つ体質から改善することにより、あらゆる不快な症状を改善することができるため、包括的なアプローチが可能です。

東洋医学では目のかゆみの原因を以下の2つの「邪（じゃ）」によるものと考えています。

この2つの邪が同時に悪さをすることによって、体の上部である目と鼻に不快な症状をもたらします。

一般的なアプローチであれば目のかゆみを取り除くことしかできませんが、東洋医学では症状をもたらす原因となっている体質を改善し、体本来が持つ自己免疫力を高めるお手伝いをします。

「鍼灸を受けたことがない」という方にとっては、きっと不安を感じられるでしょう。当店の特徴をご紹介しますので、施術前にイメージしてみてくださいね。

施術前は緊張されていたお客様も、鍼灸のリラックス効果により眠られる光景も多々見られますので、ぜひ安心してご来店ください。また、当店で主に使用している銀の鍼は体に負担をかけない柔らかさを持っており、1回1回使い捨てであるため、衛生面でも安心です。

東洋医学の観点では、ひとりひとりの体質を5つに分類し、まずはどこに当てはまるか見ていきます。この時に問題となる気や血の巡りを整えることにより、自己免疫力が高まり、健やかな毎日を取り戻せるのです。

お客様が不快に感じている症状はもちろん、その他の症状や自分でも気づいていない症状に対しても、一緒に改善を目指しましょう。

あまりにも症状がひどい場合には日常生活にも支障が出てしまう目のかゆみは、症状が軽いうちにケアをした方がよいでしょう。放っておくとどんどんかゆみが強くなる可能性もありますので、目薬や飲み薬などの対症療法だけではなく、根本原因からの改善が必要です。

東洋はり灸院では一人でも多くの方を改善していけるよう日々懸命に取り組んでいます。目のかゆみをはじめ、あらゆる不快な症状にお悩みの方はぜひ一度鍼灸を受けてみてはいかがでしょうか。

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