鍼灸や漢方は、筋トレのようなもの?

たまプラーザ院 院長の石丸智之です。

今回は、「漢方」「鍼灸」の効果の出方についてお話しします。

東洋医学はすぐに効かない?

カルテ

漢方や鍼灸を施す東洋医学について、

  • 「即効性がない」
  • 「長く続けないと効かない」
  • 「漢方薬は長く飲み続けなければならない」

と思っておられる方が多くおられます。

高血圧の場合

ここでは高血圧を例に取り上げてお話ししましょう。

高血圧で病院を受診し、薬を飲むと、確かに数値は下がります。しかし、医師は「一生薬を飲みつづけてください」といっているのです。これで、本当に治ったといってよいのでしょうか。

東洋医学でなぜ時間がかかるのかというと、単に数値を下げることを目的にするのではなく、身体の機能そのものを上げ、血圧を下げていくからです。

東洋医学は筋トレと似ている

トレーニング

東洋医学は筋トレと同じように考えてもらってもよいかもしれません。ものすごいトレーニングをしたとしても、1日や1週間で筋肉をつけることはできません。トレーニングをつづけることで、少しずつ筋肉がついていくのです。身体を変えるには、時間がかかるということです。

西洋医学(病院)は、薬でコントールするため、数値を下げることができますし、即効性もあります。しかし、治せない以上、一歩も前進はしていません。それどころか、副作用のために、後退しているかもしれないのです。

それに対して、少しずつ筋肉をきたえていくように、一歩ずつ前進するのが東洋医学です。身体を変えるには時間がかかるため、一歩一歩の積み重ねしかありません。

身体が変化するサイクル

サイクル

「漢方や鍼灸には即効性がなく、長く時間がかかる」という考えは間違いです。身体を変えるのに、時間がかかるのは当たり前です。ある程度時間をかけなければ、身体は変わりません。

血液の中の赤血球の寿命は、120日。120日で、血は入れ替わります。つまり、約4ヶ月かかって、身体はある程度変化するのです。

身体を変えていくのに時間がかかるのは当然ですし、一歩一歩前進させていくのが東洋医学なのだということを、ぜひ知っていただきたいと考えています。