東洋医学に基づく食生活

こんにちは。鍼灸師の新沼はるなです。

新沼

当院では施術の一環として「生活養生」の話もします。特に出てくるのは食事の話ですが・・・・正直言いますとなかなか難しいです。最近は、スーパーで世界中の食べ物が季節を問わずに手に入ります。旬が判断しにくいですし、気にしすぎると買い物が大変になってしまいます。

なので、無理しない程度に続けていきましょう。

人間にあった食事は?

歯

生き物は食べているものによって歯の構造が違います。肉食のライオンに、草食の牛の歯ではうまく食事ができなくなってしまいます。肉食は肉食に適した歯があり、草食には草食に適した歯があるのです。

では、人間の歯を考えてみます。人間の歯は、すべて生えそろうと32本ですが、最近は親知らずが生えない方もいらっしゃるようなので28本~32本と言われています。その内訳は

  • 切歯(前歯)・・・8本
  • 犬歯(糸切り歯)・・・4本
  • 小臼歯・大臼歯(奥歯)・・・16~20本

となっています。

次に、食材とそれに適した歯を考えます。切歯は野菜や果物、犬歯は肉、臼歯は穀類を食べるのに向いています。そうなると切歯2:犬歯1:臼歯5(20本計算)ですので、人間に適した食事は野菜や果物2 : 肉・魚1 : 穀類5と考えられます。

どんなものを選べばいいの?

歯の構造から食事の割合が分かりました。次はどんなものを食べるかです。東洋医学では【身土不二】【一物全体】を大切にしています。最近では、あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。

身土不二で食べ物を選ぶ

農家

身土不二(しんどふじ)とは『体(身)と土地(土)はバラバラではありません(不二)』という考え方で、お住いの地域で育った食べ物を選びましょうという考え方です。その土地で育つものは、その土地の環境に適していると考えます。私たちは食べた物でできていますので、その土地に順応している食べ物を食べることで、体も土地に順応させることができるのです。

ただし、土地と言っても農業が盛んな地域もあればそうではない地域もありますし、最近では季節、地域を問わずに様々な食べ物が作られています。そうなると身土不二で選ぶのはなかなか大変です。より近いものを選ぶ・・・でもいいのではないかと思います。

一物全体で食べる

小魚

一物全体(いちぶつぜんたい)を食べるとは、魚で言えばマグロの切り身よりも煮干しのような、頭からしっぽまで全体を食べられるものを食べましょうということです。「丸々食べることで命をいただく=生命力をいただく」と考えます。

野菜であれば皮ごと、米であれば白米より玄米ですと、より一物全体に近づきますね。

おわりに

食事

当院では、「絶対に食事はこうしてください!!」とは、言いません。その方の体質、体調、生活スタイルによって取り入れられるもの難しいものがあります。ですので、できる限りストレスにならないようにどんな食事にしていけばいいか一緒に考えていきます。

ぜひ参考にしていただき、バランスの良い食生活を心がけてくださいね。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 新沼はるな

スタッフ

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