当店においでになる方の中には、むくんでいたり身体が重だるいと感じている方がおられます。これは、身体の中に余分な水分がたまっている状態です。
今回は、こうした余分な水分を出してくれる「あずき水」について紹介いたします。
身体の余分な水分は「あずき水」で解決
たとえば、梅雨の真っただ中、雨が降り続き、身体が重だるいと感じるときがあります。また、お酒を飲み過ぎた翌日。これらは、身体の中に水分が溜まっていて、まるでスポンジが水を含んでいるようなものです。水が多くて重だるく感じたり、むくんでいるわけですから、余分な水を出してあげなければなりません。
それを助けてくれるのが、「あずき水」です。
あずき水の作り方
作り方はいたって簡単。
- あずきを用意して、30分ほど煮出します。
- 煮出したときに出た煮汁が、「あずき水」です。
小豆ではなくて、煮出した煮汁を飲むだけです。一度にたくさん作れるので、お茶のように常備しておくのもおすすめです。
そのときどきの身体の状態に応じた食事を摂る
東洋医学では、雨が降ったり台風が近づいたりといった環境の変化が身体にさまざまな影響を与えると考えます。梅雨の時期に雨が降り、身体が重だるくなるのであれば、それに対応できる食事をとるというのも、東洋医学の教えです。
ただし、食事の内容はそのときどきで変わります。そのときその人にとってよい食べ物が、ずっと身体によいというわけでもありません。そのときどきに即した食事の知恵を身につけ、日々を過ごすことが大切なのです。