むくみや夜間頻尿、膀胱炎でお困りの方必見【第二大根湯】

大根

東洋はり灸院 たまプラーザ院の露木です。

今回はむくみを改善する「第二大根湯」についてご紹介します。

  • 足がむくみやすい
  • よく夜にトイレに行く
  • 朝、まぶたが腫れている
  • 足が重だるい

そんな方にお届けする内容なので、体のむくみをしっかりと改善したい方はぜひ参考にしてください。

露木院長の解説

むくみは腎の弱りから

腎臓

東洋医学ではむくみとは体の中に老廃物を巻き込んだ「水毒」がたまった状態とされています。水分がたまりやすくなる原因はいくつかありますが、今回は腎臓の働きと関連づけてお話していきます。

腎の働きが低下すると水の排出が困難になります。 朝、まぶたが腫れて体が重だるい方は腎の働きが弱っているかもしれません。このタイプの方は夕方になると水が下にさがって足がむくむため、足に靴下のひどい跡がつく、足がだるくなるなどの症状が出ます。

腎臓は、体にたまった水を外に排出し、余分なものをこしとる器官ですが、暴飲暴食によって腎が酷使されると疲弊し弱ってしまいます。 もし、暴飲暴食をしているのであれば、まずは暴飲暴食を控えてください。

このような腎の弱りからくる足のむくみにオススメの飲み物が「第二大根湯」です。

第二大根湯の使い時

足のむくみ

第二大根湯の使い時は下記のとおりです。

  • むくみがある
  • 膀胱炎
  • 朝のまぶたの腫れ
  • 腎の働きが弱っている

第二大根湯は目詰まりしたザルのごみを取り除くように腎臓のごみを取り除き、排尿を促してくれるため、腎の弱りから起こるむくみには非常にオススメです。

第二大根湯のつくり方

料理中の女性

【材料】

大根おろし 大さじ3
大さじ9
天然の塩少々

※大根は半分よりも上の部分(葉のついている緑の方)を使ってください

【つくり方】

  1. 鍋に大根おろし、水、天然の塩を入れ火にかける
  2. 沸騰させないように全体に熱を加える

※完成した第二大根湯は熱いうちに飲んでください。

むくみの症状があるときには1日に2~3杯ほど飲むとよいでしょう。

おわりに

今回はむくみに効果的な「第二大根湯」をご紹介しました。腎の働きは年齢とともに弱っていきますが、若い方でもむくみの症状は多くみられます。

腎の弱りから足がむくむ、朝にまぶたが腫れる、手足に冷えがないのに夜のトイレがちかい、そんな方には第二大根湯が非常にオススメです。余分な老廃物や水分がたまることでむくみが出ている方や体が重くなりがちな方は、食生活の改善と合わせて第二大根湯をぜひお試しください。

露木院長

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