【起立性調節障害とうつ病】16年間改善しなかった患者さんが鍼灸で変わった理由

元気がない男性

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

今回は、起立性調節障害と鬱でお困りだったお客様にお話をうかがいたいと思います。

石丸:では、お願いします。

お客様:よろしくお願いします。

石丸:お客様は、病院では起立性調節障害とうつ病と診断されました。16年間でしたよね?

お客様:はい、16年間うつ病でした。

石丸:起立性調節障害も、でしたよね?

お客様:はい、そうですね。

石丸:症状はどんな感じだったのかを教えてください。

倦怠感

お客様:とにかく体が重くて、脱力感や倦怠感が強く、立ち上がったり起き上がったりすることが困難でした。ですので、社会生活や日常生活に支障をきたしている状態でした。とにかく力が入らない。

石丸:力が入らない、なるほど。もう脱力感なんですね。

お客様:脱力感と重たい倦怠感ですね。

石丸:なるほど、16年間ですよね。

お客様:16年間ですね。16年前からです。

石丸:30…何歳からですか?

お客様:32歳の年からで、今48歳になりますので、16年ですね。

石丸:もちろん病院にも行かれていたと思うんですけど、何軒くらい行かれましたか?

お客様:トータルで10軒以上は行っています。

石丸:この16年間は仕事もできず、病院も10軒以上行ったわけですよね。

お客様:はい。

石丸:基本は家でずっと動けないという?

お客様:療養というか、静養というか、ずっと安静にしている状態でした。

仕事はちょっとやってみようと思ってやってみたけど、やっぱり行けなくなってしまって辞めるみたいなことは2、3回ありました。

なので、「やっぱり行けない」という結論になりました。

石丸:病院は10軒ほど行かれたそうですけど、薬の量や薬を飲んでみてどうだったかなど、改善したのか、しなかったのかを教えてください。

薬

お客様:結論で申し上げますと、病院でいただいた薬で改善はしていません。

16年いろんな薬を飲みましたけど、症状が治るということはありませんでした。種類でいうと、もう本当にたくさんです。

抗うつ剤の種類をたくさん変えていったのと、抗不安薬や睡眠導入剤といった精神系の薬を病院を変えたり、薬を変えたりというのを10回繰り返していって16年経ったという形で、治りはしませんでした。

石丸:お客様はとあるきっかけで当店に来られたわけですが、初めは「鍼で?」と思わなかったでしょうか?

脱力感やうつ症状、起立性調節障害が鍼灸で改善すると思いましたか?

お客様:正直、半信半疑でした。少しでも良くなればという気持ちです。

私の中では薬を飲んでも治らないので、東洋医学によって自分の症状が少しでもよくなればそれはもう儲けものだと思って来させていただいた感じです。

石丸:16年間、天下の病院に10軒も行って、まったく改善しなかったわけですよね。

お客様:そうですね。

石丸:基本的には。

お客様:基本的には改善していないです。良くなったなと思う時と、悪くなってしまう時がありました。

うつ病なので波があるんですけど、それがずっとずっとだったので、良くはならなかったです。

石丸:そんな16年間、10軒の病院に行っても治らなかった症状が鍼灸で改善するのかと思いますよね。

少しでも改善すればということで来店されたとのことですが、鍼灸を受けられていかがでしたか?

週1回の来店でしたが、どのような感じで変化していったかと今現在の状態も教えてください。

鍼灸

お客様:実は最初の1か月間は鍼の施術を受けても、あまり改善された感覚というものはありませんでした。

2か月目から調子が良い状態と症状が出る状態が半々くらいになってきて、「ちょっと調子が良くなってきたかな」みたいなお話を先生としていました。

3か月目くらいから調子が悪い方が少なくなって、調子が良い方が多くなって、「ちょっと良くなってきているかも?」というお話をしました。

ここで毎週だった施術を1週おきの隔週にしてみましょうかという話になり、4か月目の施術を受けたところ、今現在は症状が消失しました。

何も症状がなくなったので、自分の中では4か月の施術で良くなっています。

石丸:今現在は、キックボクシングにも行っているんですよね?

お客様:はい、行っています。週3~4回。

石丸:週3~4回、何かもう普通の人より元気になっているわけですよ。

お客様:そうですね。(笑)

石丸:仕事の方も徐々に復帰されて。

お客様:リハビリでアルバイトなんですけれども、ちょっとずつ始めさせていただいています。

今のところ疲れてしまったり、元の症状が出ることはないので、安定しています。

石丸:なるほど。

言いたいことは本当にたくさんあるんですけど、16年間、10軒の病院に行って治っていないわけですよ。

たまたまとあるきっかけで当店で東洋医学の鍼灸を受けていただいたので改善しましたけど、ずっと病院に行っていたら、私は一生良くならなかったと思います。

さらに、31、2歳から48歳までの大切な人生を奪われてしまっているわけですね。仕事もできない、もちろん結婚もできない、家族もできない、子供もできない。何もできなくなってしまっているんですね。

私は、この責任は本当に重いと思っています。もし、病院の医師が「治らないな」と思っていたとしたら、問題です。16年も治っていないっておかしいですよね。

半年~1年くらいで改善の傾向が見られなければ、私は即座に東洋医学を勧めるべきだと思います。

医師は医療のトップですから。16年間、10軒もの病院に行っているんですよ。

私はうつ病と起立性調節障害の専門家ではありません。当店にはいろいろな症状の方がたくさん来店されますので。

医師は専門家ですよね?なぜ専門家のところに16年間、10軒も行って治らないのでしょうか。私はいろいろな症状に対応しているのに。

東洋医学専門なので、いろいろな症状の方が来られる中、専門ではないのに改善しているわけですよ。これはちょっと勘弁してほしいと思います。

健康保険

私も一納税者で、保険料も払っていますからね。今回のお客様も病院では保険がきくわけです。また、仕事ができなくなったので、いろいろな社会保障を受けますよね。

しかし、基本的に鍼灸院や東洋医学というのは自費です。なぜ保険がきくところで治らないのに、自費のところで改善するのかという話になってくるわけですよ。

おかしくないですか?逆だと思います。治らないのであれば、保険がきかないようにすればよいと思います。私としては、鍼灸では改善しているので、こちらに保険をきかせてほしいという感じですよ。本当におかしいと思います。

お金の話しについてはいったん置いておきますが、1番問題なのは、16年間も治らなかったということなんですよ。

たくさんの薬を出されて、大量の薬を飲んできたわけです。そんなたくさんの薬を飲んでいたら、その副作用で余計におかしくなるかもしれません。人生もかなり狂わされているわけです。

16年間ですよ!16年間ということは、0歳の赤ちゃんが80歳まで生きるとしたら、5分の1ですからね。16年間は半端ではない年数ですよ。

どんどん熱くなってきてしまいますが、これは本当に理不尽だと思います。

また、同じような人は世の中にたくさんいらっしゃると思います。起立性調節障害やうつ病だけでなく、いろいろな慢性症状が病院で治らない人は本当にたくさんいらっしゃいます。

医療費が毎年1兆円も上がっていますが、だから皆さんの税金が増えるんですよ。

ですので、もっと東洋医学に社会全体で目を向けないとダメです。

症状

今回のお客様の場合、起立性調節障害とうつ病の他に以下のような症状がありました。

  • 頭痛
  • 風邪をひきやすい
  • 動悸
  • 睡眠障害
  • 鼻炎
  • 腰痛
  • 乾燥肌
  • 高血圧

いつも言っていますが、このような方が病院を受診すると以下のように症状ごとに診療科が分けられてしまいます。

  • 起立性調節障害 → 心療内科
  • うつ病      → 心療内科
  • 頭痛      → 脳神経外科
  • 風邪をひきやすい  → 内科
  • 動悸      → 循環器科
  • 睡眠障害    → 心療内科
  • 鼻炎      → 耳鼻咽喉科
  • 腰痛      → 整形外科
  • 乾燥肌     → 皮膚科
  • 高血圧     → 循環器科

実際にお客様は腰痛で整形外科、頭痛と高血圧でも病院に通われていますが、整形外科で腰痛は治りましたか?

お客様:結論で言うと、治りませんでした。

石丸:1か月分の痛み止めを出されるくらいですよね。

お客様:レントゲンを撮って、骨に異常はないとのことで「痛みを取る薬をお出ししますね」と言われて、ロキソプロフェンの貼り薬と痛み止めの薬を1か月分ドンと出されました。

「朝昼晩の3食後に飲んでください」と言われて終わりですよね。

石丸:それで治らないんですよね?

お客様:治らない。(笑)

石丸:それは保険がきくわけですよね?

お客様:保険はききますけれども。

石丸:マックスでね?

お客様:はい。

病院

石丸:高血圧と頭痛でも病院に行かれていますよね?

お客様:行っています。そこでもまた痛み止めなんですよね。CTを撮って…。

石丸:頭の?

お客様:頭のです。それで異常がないということで、高血圧は高血圧のお薬、頭痛は痛み止めを出されて。

石丸:治ります?

お客様:痛いときに飲むっていう形です。

なので頭痛はあるんですが、頭痛がするときに薬を飲んで消して、また頭痛がしたら飲んで消すっていう対症療法ですか?

石丸:そうですね、対症療法です。良いことをおっしゃいますね。対症療法なんですよ。

血圧も160くらいあったんですよね?

お客様:ありました。

石丸:薬を飲むと下がるけど、飲まないと上がりますよね?

お客様:上がります。

石丸:そうですよね。だから、これは対症療法なんですよね。

これは本当のことを言ってほしいのですが、10個あった症状は今現在いかがですか?

元気な男性

お客様:症状がないんですよね。今はないです、症状はゼロなんです。

石丸:何もないんですよね?

お客様:何もない!元気に今日も来ましたし。

石丸:ウソだと思うんだったら、本当に直接聞いてくださいよ。

お客様:全然、聞きに来てください。

石丸:10個あった症状がすべてなくなってしまっていますから。これは本当の話なんです。

私はいつも言っていますが、体はつながっています。目玉だけが宙に浮いているわけではないんです。

例えば、倦怠感、脱力感があって病院に行ったときに、「あなたは起立性調節障害ですよ」「うつ病ですよ」とは言われるけど、「頭痛の方はどうですか?」「腰痛があるんですね」とはならないわけです。

病院では精神なら精神だけをみているわけです。腰が痛いからと整形外科に行ったとしても、腰しかみません。「血圧も高いんですね」「鼻も悪いんですね」「乾燥肌もあるんですね」となりません。

鼻が悪いから耳鼻咽喉科に行くと、鼻しかみません。「頭痛があるんですね」「高血圧なんですね」などとはなりません。

しかし東洋医学であれば、10個の症状があった場合、どこが1番悪いのか、火の元はどこなんだと考えるわけです。火のないところに煙は立ちませんから。

お客様が先ほどおっしゃったように、病院は対症療法なんですよ。皆さんはご存知でしょうか?改めて認識していただきたいのですが、病院は対症療法ですから。

もちろん検査をすることは重要ですが、病院は外科や救急救命に関してはものすごく優秀です。しかし、慢性症状や多愁訴、不定愁訴は何も治りません。何か1つでも治るものがあれば、教えていただきたいと思います。

これについては、私は10年ほど前からYouTubeで言い続けていますが、慢性病が治るものがあれば教えてください。

病院では治らないですが、世の中には慢性症状や多愁訴の方は非常に多いです。いろいろな症状を持ちつつ、ずっと痛み止めなどでおさえ続けているわけです。そこに保険がきき、税金が上がり、病人だらけの世の中のままです。

しかし、東洋医学であれば病人は減らせますから。今回のお客様も、もう何も症状がないと言っているわけですから。本当に何もないんですよね?

お客様:ないです、元気です。

石丸:これは本当の話ですからね。いろいろな症状があるため、東洋医学では森全体を見て1番困っているところに効果がでるようにアプローチしていきます。森を見て木を治すのです。

一方で病院・西洋医学は、木を見て森を見ないから何も治せないのです。もちろん、「100人来られて100人とも100%改善しますよ」ということはあり得ないかもしれません。

しかし、症状が多い場合は東洋医学の方が圧倒的に有利だと思います。

今回のお客様も16年間、10軒もの病院に行っても治らなかった起立性調節障害、うつ病が東洋医学では4か月で改善しています。

週に3~4回もキックボクシングに通い、仕事にも徐々に復帰するまでになったことを考えると、プラスだらけではないでしょうか。

症状が改善して仕事ができるようになると、国力も上がると思います。病人だらけでは医療費ばかりが増え、税金も増えてしまうため、国力が下がってしまいますから。

国でもっともお金を使っているのは医療費です。毎年1兆円ずつあがっている医療費は、皆さんの税金ですから。医療費にばかり使われていると考えると、税金を払うのも嫌になってきてしまいます。

現在48兆円ですから、半端な数字ではありません。48兆円ということは、4800万円のマンションが100万戸買える計算になります。

もちろん必要な医療もたくさんあると思います。西洋医学がなければ、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血、腫瘍の除去などには対応できません。

しかし、先ほどお話ししたように救命救急と外科、検査といった命にかかわるところが西洋医学なのです。慢性症状や多愁訴、不定愁訴は東洋医学です。これらをずっと抱え続けていた結果、大きな病気をするわけです。

ですので、東洋医学をプライマリーケア(一次医療)にもっともっと導入すべきです。病人はどうすれば減らせるのか、そもそもどうすれば病人を作らせないのかという点は東洋医学が得意ですから。この視点がないから、病気の人が増えていくのです。

どんどんと病気になり、病気になったら対症療法で薬漬けにして、結局は治りません。さらに、その薬が副作用を作り、新しい症状に対してさらに薬を出すわけです。このようにして医療費は上がり、病人も増えた結果として毎年1兆円の増加ですから。

薬

 

私は10年間ずっと言い続けていますが、やはり医療費なんですよね。私は必要なときには病院にも行きますが、基本的にはあまり行きません。それでも税金は払うことになるので、嫌だと思うわけです。

民間の保険で「自分は入らない」というのであれば良いですが、これは強制ですから。どんどんと税金が増えていくと、国民が貧しくなっていきます。

ちょっと熱が上がりすぎましたかね?

お客様:いや、なるほどーと思って聞いていました。そういうふうな仕組みになっているんだなと。

石丸:私は施術中にもこういった話をするので、鍼灸に来られた最初のころは、「何でそんなことを言うんだろう?」とおっしゃっていましたもんね。

お客様:ちょっと…すごいヒートアップするなぁと思って聞いていました。笑

石丸:今現在はどう思いますか?

納得する男性

お客様:そう言われたことで目が覚めたというのは変ですけど、西洋の病院しかしらなかったものですから。そこでしか治せないと思ってそこにお金をかけて、結局は治らなかったので。

こういった東洋医学があって改善できるわけですから、もっとそれを国でも取り入れていただいて、病気を減らしてほしいですね。そうしたら税金もきっと減るはずで、みんなも元気になってすべてが丸く収まる気がするんですけど。

石丸:それを私は少しでもと思って10年前からお客様にYouTubeに出ていただいたり、私単独でお話をしたりといろいろとしてきましたが、なかなか難しいですね。これは究極、政治が変わらないと、変わらないということは確信していますので、政治に期待したいところです。

いずれにしても先ほどの医療費の問題もそうですが、症状が改善することが1番なので、適材適所です。

慢性病や多愁訴、不定愁訴は東洋医学です。脳腫瘍や心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、透析などの命にかかわるものは基本的には西洋医学です。このように分散して適材適所でやらなければ、現在の状況のままです。

これは日本全国で行われていることですから。

今現在はキックボクシングも仕事もできるようになったということですが、今までの16年間を取り戻すことはなかなか難しいと思います。それでも未来に向けて頑張っていただけたらと思います。

お客様:頑張ることができるということが嬉しいです。

石丸:重いですよね、16年間ですから。もう「普通が最高」みたいな感じですかね?

お客様:普通、最高です!普通って楽ですね。今までずーっと、ずっと押さえられていた感じでしたが、それがふぅーっとなくなって普通の体に戻りました。

石丸:何にもないんですもんね?

お客様:何もないですね。

石丸:風邪もひかないですよね?

お客様:風邪もひかないですね。(笑)

石丸:鼻も良いんですよね?

お客様:鼻炎も出なくなりましたね。

石丸:頭痛も良いんですよね?

お客様:頭痛もないですね。

石丸:血圧も下がったんですよね?

お客様:血圧も下がりました。(笑)

石丸:そういうことなんですね。

東洋医学が広く世の中に広まることを願っております。では、今回はありがとうございました。

お客様:ありがとうございました。