一言で「足が冷える」といってもさまざまなパターンがあります。その足の冷えがどのタイプなのかによって対処法や使うツボも変わります。
そこで本日は、足の冷えの分類についてお話ししていきたいと思います。
足の冷えと東洋医学
東洋医学では五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)で人体を捉え、このバランスがいいと健康でいられると考えます。
冷えもそれぞれ該当するタイプがあります。それによって対処法であったり、使うツボも変わってきますので、この冷えの種類をご紹介します。
足の冷えの種類
肝タイプ
足の冷えの中で足首やかかとは温かいのに足先が冷える人は「肝のタイプの冷え」です。肝は血と深く関係していますので、血液の循環が悪い人が多いと考え、特に末端が冷えるということです。
この症状には足の指まわしがオススメです。
心 or 肺タイプ
足は冷たいのに汗をかいてさらに冷える人です。
体は暑い時は汗をかいて熱を放散させて体を冷やそうとしますが、冷えているのに汗をかく人もいます。そしてまたさらに冷えるのです。そういったタイプの冷えは心臓か肺と考えます。
心臓は自律神経と関係していたり、肺は弱ると汗が止まらなるケースもあります。また、冷たいと感じたら汗は止まるはずですが、これが止まらない場合は、肺が弱っている可能性も考えられます。
オススメはいったん休み、少し睡眠をとることです。しっかり眠ることで自律神経を整えたり、体を休めてみましょう。しっかり夜に寝て朝起きる規則正しいサイクルを作り、体を整えてください。
腎タイプ
足首から先が全体的に冷える人です。腎臓のタイプはカラダの芯から冷えているイメージで全体的に冷たいです。
同じくオススメは足首まわしです。
まとめ
①足先が特に冷える | 肝タイプ | 血の循環が悪くなっている。対処としてのおすすめは足の指回しがおすすめです。 |
②足は冷たいけど汗をかいていて冷える | 心か肺タイプと考える | いったん自律神経を整えたり、体を休めるために睡眠をよくとってみてください。 |
③足首から先が全体に冷える | 腎のタイプ | 骨の髄から冷えているというイメージ。こちらは足首回しがおすすめです。 |
本日は、足の冷えの分類についてお話ししました。やはり冷えのいろいろパターンがあります。
このように冷えにもいろいろパターンがあり、それによって対処法が変わってきます。どのタイプの冷えなのか見極めた上で対処するのが大切です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。