足裏が痛む足底腱膜炎について

足底腱膜炎
  • 踵のつけ根や土踏まずが痛む
  • 母趾のつけ根の出っぱり部分が痛い
  • 歩き始めに足裏が痛み、徐々に楽になる

ランニングなどのスポーツをする人に多くみられる足裏の痛み。このような症状が出てきたら、足底腱膜炎の可能性大です。

足裏は全体重を支える土台のような部位で、着地時の衝撃をダイレクトに受けるためトラブルが発生しやすくなります。

今回は足裏痛を引き起こす障害の中でもっとも発生しやすい、足底腱膜炎のメカニズムや改善法を東洋医学の目線から解説します。

足底腱膜炎の症状と原因

足が痛い

踵の骨と足底腱の付着部を押すと、強い痛みを感じるのが特徴です。土踏まずや母趾のつけ根部分に痛みが出る人もいます。

足底腱膜炎は、

  • 足の使いすぎ
  • 足裏の筋力不足
  • 浮き指

などが発症のトリガーだと考えられています。

整形外科などの病院で足底腱膜炎と診断されると、痛みの原因は足裏の炎症と伝えられるでしょう。そのため炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤などが処方されます。しかし、症状によってはこの対症療法が逆効果となる場合があるため注意が必要です。

東洋医学の不通即痛という考え

東洋医学の説明

足底腱膜炎は、歩き始めの数歩は痛みがあるけれど、そのうち痛みが消失するのが初期症状となります。

しかし考えてみてください、炎症が原因だとすると徐々に痛みが消えるというのはおかしな状態なのです。炎症が起きているならその部位を使えば使うほど、つまり歩けば歩くほど痛みが増してくるはず。そうでない場合は、東洋医学では痛みの原因として不通即痛を疑います

不通即痛(ふつうそくつう)

不通即痛とは身体の循環が悪くなると、痛みが出現するというひとつの考えです。

不通即痛が痛みの原因の場合、消炎鎮痛剤は身体の巡りを悪くするためかえって症状を悪化させる恐れがあります。そのため、

  1. 歩くと痛みが増す場合は炎症を疑って西洋医学の治療
  2. 痛みが徐々になくなる場合は不通即痛を疑って東洋医学の施術

それぞれの医学を使い分けることが足底腱膜炎を改善する近道となります。

身体を内側から整える鍼灸施術

鍼灸

足底腱膜炎に対する東洋医学の施術には以下の特徴と効果があります。

  • 身体のバランスを整えて機能を向上させ、自然治癒を促す
  • 臓器にアプローチをかけて、体内循環を改善させる

当店では鍼とお灸を用いた経絡治療を行って、不通即痛の症状改善を目指していきます。

不通即痛でお悩みの方は、併せて呼吸器の疾患を持っている方が多いです。そのため、当店の鍼灸施術を受けると

  • 風邪を引くと咳がつらい
  • 鼻詰まりや鼻水が多い
  • 慢性扁桃炎
  • 頭痛や不眠

といった症状も一緒に緩和されていきます。これは、身体はすべてひとつなぎに繋がっているためです。

鍼灸施術で体質改善をすることで、症状は根本から改善されていきます。

足底腱膜炎について【動画解説】

統括院長 石丸昌志の解説

歩行のストレスを解消し、豊かな毎日に!

ジョギング

歩行で痛みが出ると、何をするにも痛みがつきまとってストレスになります。足底腱膜炎は根本から改善させないと、クセになりやすいのが特徴です。

症状が長引く前に、足裏に的確なアプローチをかけることが早期改善への第一歩。足裏の痛みにお悩みの方は、当店の鍼灸施術をぜひお試しください!

当院の技術は多くのメディアで紹介されています!!

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