統括院長の石丸です。
今回は、膝に水が溜まる症状についてお話いたします。
水が溜まる症状についての解説動画
西洋医学の治療
病院では水を抜く処置が行われます。では1回抜いたら2度と水が溜まらないのかというとそうではないことがほとんどですね。病院で何度も水を抜いているのによくならない方もかなりいらっしゃるでしょう。
膝を人工関節にすれば水は溜まりませんので、最終的に病院では手術を勧めると思います。それは病院では原因がわからず、根本改善できないからです。
『木を見て森を見ない西洋医学』といいます。膝に水が溜まる症状は整形外科で見ますが、その患者さまが他に症状を持っている場合は整形外科ではみてもらえないでしょう。
その他の症状
膝に水が溜まる方は他にも様々な症状をお持ちです。
- 腰痛
- 花粉症
- 冷え性
- 下痢
- 糖尿病
- 血圧が高い
- 婦人科系の症状(子宮筋腫、卵巣嚢腫)
- 風邪をひきやすい
- 呼吸器が弱い
- 胃があまり丈夫ではない
こうした症状があっても病院では
「膝や腰痛は整形外科」
「胃の症状、下痢は胃腸科」
とそれぞれの科で担当できる症状しかみてもらえません。
東洋医学の考え方
一方、東洋医学は膝以外にどんな症状があるのかを聞き、膝に水が溜まる体質の原因を突き止めます。膝が悪いのではなく、膝に症状が出ているだけなのです。
膝に水が出る原因は胃腸にあることが多く、大部分の方は胃腸機能を高めながら施術すると改善するでしょう。
当院では膝に直接針を刺すことはありません。鍼灸院でも東洋医学専門ではない場合、膝に鍼をするところがあるようです。しかし、それでは病院と同じことです。まったくよくならないと思います。
おわりに
本日は、膝に水が溜まるお悩みについてお話させていただきました。
「膝に水が溜まる」、「何度抜いてもきりがない」とお困りの方は東洋医学を専門とする鍼灸院で全身の調子を整える鍼灸施術を受けてみてください。しっかりと水が溜まらない体に作り替えてもらえるはずです。
ぜひ参考にしていただければと思います。