本日は「マイペースとストレスの関係」についてお話させていただきます。
人はそれぞれに合ったペースがある
まず1人紹介したい人がいます。ハンス・セリエさんというカナダ人の方で、医療関係に勤めている人だと絶対といっていいほど知っている有名な人です。
この方は何をした人かというと「ストレス学説」、ストレスが生じると人体にいろいろな影響を与えることを発見した人です。
この方が提唱している中に「競走馬と亀」という話があります。その話を交えながら、人はそれぞれに合ったペースがあるという話をさせていただきます。
競走馬と亀
人は生まれながらに「競走馬タイプ」と「亀タイプ」に分かれます。
競走馬タイプ
競走馬タイプの人はじっとしているのが苦手で、走り続けるのが得意な人です。
競走馬タイプの人に「じっとしてなさい」と言って、すごく狭い所に閉じ込めると全然パワーが出せず、ストレスを感じて自分の体に影響を与えてしまいます。
亀タイプ
亀タイプの人は人と競うのがあまり得意ではなく、自分のペースでコツコツやるのが得意な人です。
せかせか動くのが苦手のため自分のペースでやりたい人です。この亀タイプの人に競走馬タイプの人みたいにすごく無理やり走らせ続けたら倒れてしまいます。
どっちが優位という話ではない
これは競走馬と亀のどっちがいいという話ではありません。
「どっちがいい」ではなく、自分がどっちのタイプなのかを見極めて、人それぞれに合ったペースで生きていくのが大事であるとハンス・セリエさんは唱えているのです。
割合を知ること
これは私なりの解釈ですが、2つのタイプを見極める際、競走馬タイプか亀タイプかは0か100ではないと思っています。
競走馬タイプ10で亀タイプ0、競走馬0で亀10などではなく、
- 競走馬7:亀3
- 競走馬6:亀4
など、自分はどっちの割合が多いのかを理解したうえで考えていくのがいいと私個人としては思っています。
おわりに
本日は、人それぞれに合ったペースをハンス・セリエさんの「競走馬と亀」という話を例にあげて話してきました。
人それぞれに合ったペースがあって、そのペースでやっていくのが自分の精神衛生上いいですし、気分がいいと体にもよい影響を与えます。やはり自分に合ったペースで活動するのがオススメです。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。