本日は、足のむくみに効果がある2つのツボをご紹介します。
東洋医学と足のむくみ
東洋医学でむくみとは“水の循環がうまくいっていない状態”です。
そして五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)の五つで考え、これがバランスよくまわっていると元気でいられると考えますが、この水の循環がうまくいっていないのは腎臓の症状と考えられています。
では続けて、この循環を正常に戻す2つのツボを紹介します。
①陰陵泉(いんりょうせん)
合水穴(ごうすいけつ)呼ばれる水の性質が強いツボです。加えて三焦(さんしょう)いわれる。
カラダの中の水を流している水路があると考えられており、その水路の通りをよくしてくれるツボという意味です。
場所はひざ下の内側にあります。「足のむくみといえば?」といったら鍼灸学生でも「陰陵泉です」と答えられるくらい有名なツボです。
陰陵泉は水の性質もありつつ、水の水路を通りよく流してくれるツボになります。個人的にもとてもオススメのツボです。
②水泉(すいせん)
漢字のごとく、とても水の性質が強いツボです。
この水泉は腎のツボの中でとにかく水の性質が強いツボです。足のむくみなどの症状にもよく効きます。
この2つにお灸していただくのがオススメです。
おわりに
今回は、足のむくみについて有効なツボをご紹介しました。
この2つのツボに、お灸などを試すといいですね。自宅でできるお灸はドラッグストアやネット通販でも購入できますので、ぜひ一度お試しください。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。