東洋はり灸院 たまプラーザ院の露木です。
今回は目の疲れにオススメのツボ「足臨泣(あしりんきゅう)」についてご紹介します。
- 勉強などで目を酷使する
- デスクワークでパソコンをよく使う
- 目が疲れやすい
- 疲れ目になると涙が出てくる
そんな方にお届けする内容なので、疲れ目を少しでもケアしていきたい方はぜひ参考にしてください。
【動画解説】眼精疲労・疲れ目に効果的なツボ 足臨泣
目の症状が増えている原因
昔にくらべると目を酷使する仕事が増え、ドライアイや疲れ目などの目にかかわる症状が増えています。自然に触れ、緑のものを見ている生活と比較するとスマホやパソコンなどの近くのものばかり見ている生活では目が疲れやすくなるのも当然です。
また、生活様式も昔とは変わり、遠くのものを見る機会が格段に減っています。遠くのものや近くのものを見るためにその都度、目のピントを合わせることで目はしっかりと使えるようになります。しかし、近くのものばかりを見ていると目の働きが凝り固まってしまい目自体に悪影響なうえに疲れやすくもなってしまいます。
目と肝の働き
東洋医学では目には肝の働きが非常に重要だと考えられています。目が肝の働きによって管轄されているところもありますが、ホットアイマスクを使ったときのように血のめぐりがよくなると疲れ目は改善されやすくなります。
このように血が目の中をめぐることで目がしっかりと機能してくれます。つまり、血流の良し悪しでも疲れ目の状態は変わってくるわけです。
疲れ目、とくに涙目が一緒に起こるときにオススメのツボが足臨泣です。足臨泣は足の少陽胆経、つまり胆のラインのツボです。この胆と肝は表裏の関係であり、密接な関係なので非常によく効くわけです。
足臨泣という名前の中には「泣」の文字があり、涙目にも非常によく効くツボです。
足臨泣の場所
足臨泣は足の甲の小指側にあります。足の指をそらせて出てくる腱の外側にとってください。小指と薬指の骨がある小指側になるので、小指の外側にとらないように気をつけてください。
足臨泣を押すと痛みがあるかと思いますが、この痛みやかたさをしっかりと緩める、もしくはお灸をすると疲れ目・涙目の改善になります。足臨泣はわれわれがよく使うツボのひとつでもあります。
足臨泣で疲れ目を解消
今回は目の疲れによく使われるツボの足臨泣を紹介しました。とくに目の疲れとともに涙目になる場合にオススメのツボです。
院長の私もパソコン作業などで目が疲れてくると目が開きにくくなり集中力も落ちてしまいます。その結果、仕事の効率も悪くなり、さらにパソコン作業を長時間続けなければいけなくなるといった悪循環に陥ってしまいます。
日々の疲れが目に出やすい方はぜひこの足臨泣を使い、疲れ目やドライアイ、涙目を解消してくださいね。